岡崎北 ー 江南 観戦記（第101回全国高等学校野球選手権愛知大会1回戦）

岡崎市民球場で行われた、第101回全国高等学校野球選手権愛知大会1回戦＜ 岡崎北 ー 江南 ＞の観戦記です。 

 スコア及び試合概要

６回までは両チーム譲らぬ展開。同点で迎えた７回表、岡崎北が３連続安打で満塁とした後、相手の連続失策、５番鈴木君の犠牲フライで３点をもぎ取りこれが勝利点となった。岡崎北の鈴木投手は１７２球の熱闘。最後まで粘り強い投球が光った。

先制は岡崎北。３回に谷口君の３ベースで２点先制。その後ワイルドピッチで１失点。江南は遊ゴロの１点返す。５回にワイルドピッチで１失点。３番浜島のスクイズで１点追加、４番ライトオーバー２ベースで逆転。四球で出たランナーを鈴木がセンターオーバーで１点返す、牽制球それてランナー３塁犠牲フライで１点。６回裏、江南は１番松澤が犠牲フライで同点。鈴木は１７２球の力投。終盤でも球威落ちなかった。久田も１３６球で散発で粘りのピッチング。７回は満塁から難しい打球が２連続２失策絡んで３失点。７回まではシーソーゲーム。７回の失点が勝敗を分けた。

岡崎北は高めを積極的にフルスイングが当たった。９回センター廣瀬のファインプレー

スターティングメンバー（青色は３年生、黄色は２年生、赤色は１年生）

　

選手成績

＜ 岡崎北 ＞

＜ 江　南 ＞

試合雑感

・両投手ともに９回を１人で投げきる熱闘ぶりでした。今大会は例年にも増して継投が多い中、貴重な試合を観ることができ満足感でいっぱいです。岡崎北の鈴木投手は１７２球、江南の久田投手は１３６球を投げ、粘り強い投球が光りました。

・両投手ともに最終回まで極端に球威は落ちていませんでした。岡崎北鈴木投手の外角いっぱいのストレートは130kmの球速以上にノビがあり、終盤でもかなり有効でした。

・岡崎北は高めを積極的にスイングする思い切りの良さが目立ちました。特にクリーンアップは長打力もみられ、次戦でもその打棒が期待されます。

・９回裏、岡崎北の廣瀬中堅手が６番久田君の大飛球をファインプレーでアウトに。代打天川君がヒットで出塁した後だったので、もし抜けていたら一波乱があったかも。お見事でした。