西春 ー 幸田 観戦記 (第101回全国高校野球選手権愛知大会1回戦)
豊田市運動公園野球場で行われた、第101回全国高等学校野球選手権愛知大会1回戦< 西春 ー 幸田 >の観戦記です。
■スコア及び試合概要
雨の中の大接戦は西春がサヨナラ勝ち。幸田は4回に宇部君・上村君の連続タイムリーで一時勝ち越すも、7回に継投した杉浦君が西春打線に掴まり逆転を許す。9回表に3番友重君の犠牲フライで同点に追いつくも、その裏に3本の集中打を浴び力尽きた。
■スターティングメンバー(青色は3年生、黄色は2年生、赤色は1年生)
■選手成績
<幸田>
<西春>
■試合雑感
・両チームとも一歩も譲らない展開でとにかくナイスゲームでした。ヒットの約7割がセンターから反対方向。両チームとも逆らわないバッティングで得点を積み重ねていました。
・幸田の馬場君、こんないい投手がいたんですね。直球140kmを計測していました。本格派と思いきや、直球で力任せに押すのではなく、変化球をカウント調整や勝負球に積極的に活用するなどクレーバーな一面が見られました。
・西春の3投手はどの投手も制球力を武器に勝負する軟投ピッチャーでした。特に2番手で登板した188cmの長身ピッチャー横山君は目立ちました。長身を活かした角度のあるボールを投げ込み、幸田の打者がボールと見間違えて見逃している場面が随所にありました。まだ2年生とのことですので、さらなる成長に期待です。
・友重君、伊藤君をはじめ幸田は1人1人が個性的で、正直もっと見たかったです。すっかり幸田ファンになってしまいました。今日大活躍だった上村君、平岩君の1・2番コンビを中心に、先輩達の意思を受け継ぎながらこれからもずっと「愛されるチーム」でいてほしいと思いました。