愛知の高校野球と鉄道駅

主に愛知県の高校野球と鉄道について呟きます。ブログには、仕事と子育ての合間に(奥さんに頼み込んで)行った野球観戦と駅舎訪問記録を綴っております。時々グルメも。

安城学園 ー 豊野 観戦記 (第101回全国高校野球選手権愛知大会1回戦)


豊田市運動公園野球場で行われた、第101回全国高等学校野球選手権愛知大会1回戦< 安城学園 ー 豊野 >の観戦記です。 

 

 スコア及び試合概要

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安城学園は今大会の注目選手大谷君が先発。直球は最速143kmを計測するも序盤から制球が定まらず3回1/3を投げて6四球。豊野は4回裏にその四死球で溜めたランナーを5番坂部君が満塁本塁打で一掃し逆転。坂部君はリリーフとしても好投を続け、豊野がリードを守り切った。豊野は6年ぶり夏の大会初戦突破。

 

スターティングメンバー(青色は3年生、黄色は2年生、赤色は1年生)

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選手成績

< 安城学園

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< 豊野 >

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試合雑感

・下馬評的には安城学園が優勢だったと思いますが、エース大谷君の乱調が尾をひいてしまいました。ストレートがとにかく高めに浮いてしまっていたので変化球でカウントをとろうとしていましたがやはり長続きはしなかった。それでもギアを入れ替えた時の直球は140kmを超え、追い込んでいればボールでも振ってしまうほどの威力があり、潜在能力の高さを感じました。

・豊野はバッターに応じて守備位置を極端にレフト寄りにする等、日頃から考えて野球をやっていることが伝わってきました。バントやエンドランなどの小技と機動力を活用しようとするスタイルも見られました。

・両チームともリリーフピッチャーの好投が光りました。豊野の坂部君はコースをつく丁寧なピッチングで凡打の山を築きました。特にスピードを殺したゆるいカーブが効果的でした。安城学園の谷口君は4回2/3を投げて8つもの三振を奪い、インサイドに食い込む球に豊野打線も苦戦していました。

・選手では豊野の二塁手永田君が2回のファインプレーでチームをピンチから救いました。1番バッターとしても3出塁しており、2回戦以降もチームに勢いをつけてくれることを期待しています。 

 

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