愛知の高校野球と鉄道駅

主に愛知県の高校野球と鉄道について呟きます。ブログには、仕事と子育ての合間に(奥さんに頼み込んで)行った野球観戦と駅舎訪問記録を綴っております。時々グルメも。

刈谷 ー 愛知啓成 観戦記 (第101回全国高校野球選手権愛知大会1回戦)

岡崎市民球場で行われた、第101回全国高等学校野球選手権愛知大会1回戦<刈谷愛知啓成 >の観戦記です。

 

■ スコア及び試合概要

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初回に愛知啓成が5番藤田君の犠牲フライで先制するも、その裏すぐさま刈谷が9番鈴木君、1番大見君の連続タイムリーで逆転。刈谷は中盤にも3本のタイムリーヒットが飛び出すなど効果的に得点を重ね、試合の主導権を渡さなかった。

 

■ スタメン(青は3年生、黄色は2年生、赤色は1年生)

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■ 試合雑感

刈谷は「点を取られた後に取り返す、点を取った後は抑える」試合の流れを渡さない戦い方が出来ていました。刈谷の試合巧者ぶりを感じた試合でした。

愛知啓成は中盤立て続けに先頭バッターを出してしまったことで試合の主導権を握られてしまいましたが、犠牲バントや犠牲フライなど基礎はかっちり固まっていました。どちらかというと、刈谷がスキを流してくれなかった印象。

刈谷は7回に2人が四球で出た後にダブルスチールを成功させ、追加点につなげました。この試合で一番大きなプレーだと思います。愛知啓成からみればそれまでに2度盗塁刺している状況かつ連続四球でバッターに集中する状況でしかけられ、完全に裏をかかれてしまった。

刈谷は9回裏の守備でこの試合2エラー目が出た神里君をスッパリ交代。最後まで気を抜かない采配もなされていました。

刈谷の選手では1番大見君が2タイムリー。センター寺岡君の守備範囲、野村投手が6回のピンチで三振をとった抜いた球(チェンジアップ?)が印象的でした。

愛知啓成の選手では、キャッチャー藤田君が2つ盗塁を刺しました。セカンド高橋君の軽快な守備も印象的でした。