高校野球愛知大会 Cブロック展望

いよいよ今週開幕の全国高等学校野球選手権大会！愛知大会Cブロックのベスト３２までの展望、注目選手についてまとめました！

■注目選手

■各ゾーン展望（本命校・有力校２校をピックアップ）

ゾーン１　（ 桜丘 ・ 岡崎西 ）

　春県大会ベスト８のシード校桜丘が有力。堀尾投手の力強い投打で順当に勝ち上がりそうです。桜丘の野手では50ｍ6.0秒のチャンスメーカー藤代主将のシュアな打撃にも注目です。

　対抗は岡崎西。秋春共に県大会に出場し、ここ近年でチーム力が一番高いです。春は桜丘に惜しくも負けていますが、エース勝田君がどこまで踏ん張れるかに注目です。非常に声の出るチームなので見ていて気持ちいい試合をしてくれそうです。

ゾーン２　（ 誠信 ・ 岡崎学園 ）

　このゾーンは誠信が第―候補。昨年からのレギュラーが複数残っており、春県大会では栄徳に終盤勝ち越しで勝利。秋も中部大春日丘に善戦するなど、一皮むけた印象で夏も勢いそのままに勝ち上がりそうです。

　対抗は個人的にも注目している岡崎学園。数年前まで１勝もできなかった高校が、今年は悲願の県大会出場を果たし生まれ変わっています。２年生の安田遊撃手をはじめセンターラインが堅いので、今大会も学校に新たな歴史を刻むことに期待しています。

　その他、渥美農業と冨田にも要注意。県大会常連校の渥美農業は２年生エース西山投手を中心に堅実な戦いをみせてくれそうです。

ゾーン３　( 豊橋中央 ・ 津島 )

　豊橋中央が勝ち上がりやすいゾーンに入りました。萩本新監督の下、豊富な投手陣を武器に安定した戦いが期待できます。昨夏から投げている技巧派の大竹投手、140ｋｍ右腕の吉田投手とタイプの違う２枚看板というのも強みです。２回戦で打撃力のある津島が勝ち上がってきた場合に足下をすくわれないようにしたいところです。

　 ＜ 東海 ― 名南工業 ＞は、東海が攻め主体、名南工業が守り主体の対照的なチーム同士の対戦なので、見応えがありそうです。

ゾーン４　（ 岡崎城西 ・ 旭丘 ）

　このゾーンは１回戦＜ 岡崎城西 － 旭丘 ＞の勝者がそのままベスト３２まで勝ち上がりそうです。旭丘は秋春と実戦で結果が出ていませんが、小技を絡めた試合巧者ぶりに期待です。

　もう１つの山＜ 一宮南 ― 長久手 ＞は実力が拮抗しており、どちらが勝ち上がってくるか予想が難しいです。どちらも打たせてとるピッチングが主体なので、この夏までの追い込みで打撃力を伸ばしたのはどちらかに注目です。