高校野球愛知大会 Aブロック展望
いよいよ今週開幕の全国高等学校野球選手権大会!愛知大会Aブロックの各ゾーンについてベスト32までの展望、注目選手についてまとめました!
■注目選手
守備位置 | 選手名 | 学年 | 高校名 |
投手 | 上田 希由翔 | 3 | 愛産大三河 |
投手 | 泉 虎之助 | 3 | 中部大春日丘 |
投手 | 山田 絃太郎 | 3 | 西尾東 |
捕手 | 櫻井 仁生 | 3 | 愛産大三河 |
捕手 | 小林 天優 | 3 | 日福大付 |
内野手 | 小柴 諒太 | 3 | 西尾東 |
■各ゾーン展望(本命校・有力校2校をピックアップ)
ゾーン1 中部大春日丘、西尾東
秋県大会3位・春県大会ベスト8の中部大春日丘、昨夏準優勝・秋県大会ベスト4の西尾東、伝統校の豊田西の3校が同じゾーンとは、いきなり魔のゾーンです(泣
2回戦<西尾東 - 豊田西>の三河進学校対決は、山田投手を中心に投打に軸のある西尾東が優勢です。豊田西は伝統校の意地を見せつけられるか。
3回戦で<西尾東 - 中部大春日丘>が実現した場合、西尾東は春県大会のリベンジなるかに注目ですね。中部大春日丘も緩急自在のサウスポー泉投手と右の本格派大島投手の2枚看板をそろえています。春県大会のような壮絶な打ち合いは異例で、今夏は一転ロースコアゲームになるのではないでしょうか。
ゾーン2 知多翔洋、岡崎東
秋春と県大会に出場した知多翔洋が安定した戦いでベスト32まで勝ち上がりそうです。
対抗馬は岡崎東。2年生主体のチーム特有怖いものなさが勢いにつながればベスト32もあり得るでしょう。
その他、今春に創部した五条の戦いぶりに注目です。進学校ながら野球部がないことで受験生が他校に流れていたとも言われています。いい戦いを見せて学校としてもPRしたいところですね。
ゾーン3 日福大付、半田工業
1回戦で対戦する知多地区の実力校同士< 日福大付 - 半田工業 >の勝者がベスト32まで駆け上がりそうです。
秋季地区大会の対戦では日福大付が勝利していますが、実力は拮抗しているのでどちらが勝ってもおかしくありません。
別山の1回戦< 豊橋東 - 豊橋商業 >も実力が拮抗しています。豊橋東は過去夏に中京大中京大から金星を挙げるなど意外性のあるチーム。勢いに乗せると怖く、初戦を勝つとひょっとするかも。
ゾーン4 愛産大三河、清林館
このゾーンは昨夏優勝校の愛産大三河が中心です。左ゾーンからすると、逆山に愛産大三河がいるなんてベスト8まで気が抜けませんね。
上田投手、櫻井捕手、石原外野手など昨夏経験者が残っており、今シーズンも安定した戦いをみせています。
ただ、初戦の豊田工業は要注意。ここまで眠ってはいるものの元々実力はあるチーム。愛産大三河が実績・選手層ともに優勢ですが、強豪校でも初戦は調子が出ないもの。ヒヤヒヤしますが、確実にものにしたいところです。
対抗馬は春秋県大会出場の清林館。ここまで、一定レベルの高校との対戦では安定した戦いを見せていますが、いわゆる強豪校との対戦で勝利がありません。
今シーズンの名電はじめ各強豪校との対戦ではいずれも1得点以上なしで打撃力が課題。課題を克服し殻を破れるかに注目です。